京都ならではの洋食屋さん 『竹富(たけとみ)』さん

今回は、ガイドブックや雑誌、TV番組などで幾度も紹介されている有名店、竹富さんに伺いました。

場所は、屋町通
小路がクロスする交差点から少し東に入ったところにあり、お察しの通り、この通り名が店名の由来となっています。
・・・ということで、お店の名前さえ思い出せば迷うことはないので安心安心!

お店の建物は、古き良き日本を彷彿とさせる、まさしく“京町家”。大正6年に建てられたこの家では、以前は表具屋が営まれていたそうです。
ここにご主人がお店を開かれたのは昭和30年のこと。このような日本情緒たっぷりの店内でいただくことができるメニューが洋食というユニークさが特徴です。

また、店舗としての改造はほとんどされていないので、古くからの京都の町家暮らしをほんの少し体感することができるお店でもあります。
  
町家で洋食を食す
玄関で靴を脱いで部屋に通されると、町家ならではの空間に包まれます。お座敷にテーブルが並べられた様子に、一瞬、田舎のお祭りで親戚が大勢集まる時の懐かしい風景が脳裏をよぎり、フッと温かい気持ちになりました。そんな、気取らないお店なのです。
中庭の見えるお部屋もあって、ここがお奨めの席です。予約の時に、「お庭のすぐ横の席」とお願いするとよいでしょう。
昔からひいきにしている有名人も多いということで、部屋の壁には取材やお忍びで訪れた著名人のサインや写真がズラ〜リ。かつてSMAPが6人だった頃に訪れた中居くん、香取くん、森くん(懐かしい!)の3人が、ハヤシライスをほお張っている写真も必見です!(写真下右)

  
小ぢんまりとした中庭の池で
鯉が泳いでいます


お値段以上の満足度

まず、メニュー表を見て、その値段に驚きました!
看板メニューでもある、じっくり煮込まれた濃厚な「ハヤシライス」は520円。
ガイドブックお奨めの「えびクリームコロッケ」は570円(定食だと800円)。これは一皿に2個で、一つには「生姜味噌」が入っているので二つの味が楽しめます。もちろんすべて手作りです。

京都のこの場所で、この雰囲気で、この値段。しかも、こんなに美味しいなんてっ!!

他にも、是非ご紹介したいのは「生麩カレー(\630)」。カレーに生麩を入れるという発想がなんとも面白く、また、京都らしい一品です。カレー専門店のスパイシーなカレーが苦手な方にも、是非味わっていただきたい洋食屋さんらしいカレーです。

SMAPの3人も食した
*ハヤシライス(\520)

*生麩カレー(\630)*野菜サラダ(\550)
感動のポテトサラダはこの中にも…

初めてなのに懐かしい・・・こだわりの味

すべてのお料理に関して、輸入肉、冷凍加工品は一切使わないというご主人のこだわりからも窺い知ることが出来るように、カレーの味一つにしても、何度も試行錯誤なさったのであろう味の深さに感激します。
お料理のどれもが初めて味わう美味しさなのに、どこか懐かしい、昔から知っているような洋食屋さんの味なのです。

感動はまだまだ続きます。手作りマヨネーズで作られたポテトサラダ。これが単純で素朴な味なのに、素晴らしく美味しいのです。「化学調味料の味がしないというのは、こういう事だな」と実感できるサラダです。なんというか、『目から鱗の名脇役』といった感じです。

そして、私たちの一番のお奨めは「ポークカツ定食」です。肉のグラム数で値段が3段階あり、女性だったら一番安いコースでも充分満足できると思います。食後には美味しいコーヒーも付きますので、大大満足です!
*海老オムレツ(\650
オムレツはこのふわふわ感が命です
*海老クリームコロッケ(\570)
あーーこのトロトロクリームが・・・
*ポークカツ定食(\1200) 
カツの大きさで900円、1200円、1500円のなかから選べます
毎日でも通いたい

京都らしい雰囲気の中で、京都ならではの洋食が味わえる。決してゴージャスなよそゆきのお店ではないけれど、ご主人と奥様がお二人で築き上げた、家庭料理をご馳走になっているかのような気取りのない日常空間が、本当にほっこりとできる嬉しい空間なのです。
旅行で訪れた人も、京都で暮らしている人も、きっと満足できるお食事処だと思います。

こんなお店が、家や職場の近くにあったら毎日でも通うのに・・・などと思いつつ、寒くなったら登場する、ボルシチのスープでしゃぶしゃぶするという「ロシア風しゃぶしゃぶ」を食べに行くのを、今から楽しみにしている私たちでした。


その他のメニュー (単品もまだまだありますよ)
定食・鍋料理 お弁当・コース
エビフライ定食                         \1500
ビフテキ定食                    \3000〜\8000
海老クリームコロッケ定食                  \800


ロシア風しゃぶしゃぶ(10月〜3月・2名様〜・要予約)
   (オードブル・お茶漬け・フルーツ付) ¥4000〜\10000

 
A:ハンバーグ+魚フライ+エビフライ                     \700
B:チキン串焼き+コロッケ+魚フライ+エビフライ             \1000
スペシャル:牛肉+チキン串焼き+コロッケ+魚フライ+エビフライ  \1500

和洋食コースフルコース (要予約)
(サラダ+前菜+和牛たたき+海老料理+和物+ステーキ+お茶漬け+
 フルーツ付)                             \5000〜\12000



ご主人の宮野隆一さんと奥様
 京都市中京区竹屋町通富小路東入ル
   TEL:075-211-0306

<営業時間> 11:30〜14:00 17:00〜21:00 (19:30までに入店のこと)
<定休日>   水曜日

<交通アクセス> 地下鉄東西線「京都市役所駅」より徒歩3分

 *カードはすべて不可
 *コース料理、鍋料理は予約が必要です

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