本文へスキップ

株式会社業態開発総合研究所

業態開発とは

業態・業態開発とは

『業態開発研究所』の“業態”という言葉は、文字通り“事業”の“形態”を意味し、これまで特に流通業の世界において頻繁に使われてきた言葉です。
辞書などでは「営業や企業の状態・形態・ありさま」と説明されており、英語でもそのまま“Business Format”(ビジネスのフォーマット)という表現で一般的に使われています。

例えば、百貨店や専門店、スーパーマーケットなどを既存“業態”とすると、コンビニエンスストアは、市場環境や消費動向を見据えた綿密なマーケティングの末に開発された、 画期的な新業態として、市場に登場してきたわけです。

また一企業や個人商店においても、既存の事業を基軸として、そこに新たな事業形態を展開したり、商品構成やサービスの形態を組み直して再編集することにより、 既存事業を強化するような新基軸や販路開拓を行なうことも、立派な“業態開発”と言えます。

ここで、“業態転換”と“業態開発”の相違点を強調しておきたいのですが、既存事業を止めて、まったく新規の事業を開始することは“業態転換”であり、 “業態開発”と言葉は似ているものの、その考え方は非常に違っています。

“業態開発”とは、あくまでも今までの事業を大切にしながら、新しい視点から事業を発展させていくために、営業や経営のフォーマット(=形態)を再構築することなのです。

私たち業態開発総合研究所は、一般に流通業界用語として使われている“業態開発”という言葉を、より広義の視点から捉え、公共性の高い事業の見直し等も含め 「地域・日本を元気にするための重要なツール」として、利活用しています。

*